5時過ぎ起床。
予想通り、何度か起きる羽目になった。
うるさくて窓を閉めて寝ていたがやはり無理。
うるさくても網戸にして寝たほうが圧倒的に快適だった。
御来光は、やはり角度的に見えず。
まったく無駄な苦労をしてしまった。
ここも一度は行きたかったところ。
写真は宇奈月駅。始発は秋になってしまうと7時半から、
しかもトロッコ列車じゃなくリラックス車になってしまう。
片道2100円。
列車に乗ると、観光案内のテープがずっと流れている。
人が少ないせいか、一人につきひと車両割り当てられ、快適であった。
なんと一番奥の欅平まで片道1時間半かかる。
風がとても冷たくて気持ち良い。
夏には最高のところだろう。
点在するダムはみんなこのような濃い色をしている。
昔作られた水門塔。
高度経済成長期はみんな西洋に憧れていたんだね。
サル用の橋らしい
崖が佛の顔に見えるとかなんとか・・・
資材運搬用車両(重機などを運ぶらしい)と、冬場の雪に埋もれた際に使う職員用の通路。
こんな所で列車も運休する冬に何をするのかといえば、倉庫で車両の点検をするそうだ。
びっくり。本当に一時間半もかかった。
ほんま山深いところやデェ…
白濁した足湯が敷設されている。
ふくろうに見える木…
猿飛挟。恐ろしく水は済んでいるがそれだけ。
見まわる所はあまりない。
人喰岩とか言われている通路。
ココをずっと進むと温泉旅館があり、更に進むと
秘境・十字峡を経て黒部ダムに到達する。
生きているうちに、一度は行ってみたい。
http://azohara.niikawa.com/album/index.php?q_dir=.%2Fimg%2Fh20
欅平でやることがなかったので、帰路で途中下車し鐘釣で温泉に入る。
なにせ後の予定は、夕日を見るだけだからね。
温泉といっても川沿いに穴が掘ってあり湯が湧くというもの。
冷たい風に吹かれながら足湯につかるのもいいものだ。
帰りの電車は、正真正銘トロッコ電車。
こちらは風がそのまま通り抜けていき、本当に涼しい。
やっぱりこっちのほうがいいや。写真も取りやすいし。
朝と違ってたっぷり日の当たった湖面の色。
すれ違う電車は観光客で満車だった。早い時間に来ておいてよかった…
水道橋。今だ現役らしい。
宇奈月へ帰還。
これからはひたすら夕日スポットへと移動。
こんなに天気が良いのに、運転にほとんどの時間を使わなければならないなんて。
途中何度か海浜公園で休みながら距離を詰め、能登に入る。
港で鷲を見かけたが、写真を取ろうと思っていたら逃げられた。残念。
鷲、でかいね。
有名スポットだが、もう観光船も終わりの時間でひとはいない。
岩礁にも降りてみたが、去年と違ってだいぶ水が増している。
ココからもひとつ夕日を見てみたいが、本命が他にあるので移動する。
船上から夕日を見せるプランを立てればいいのに…
本命の機具岩。日が暮れるまで待機。
ここの夕日を見るために来たといっても過言ではない。
暮れてきた。
カメラマンが数人湧いてくる。
もっとたくさん押し寄せるかと思ったが、みんな他のポイントに行ってるのか?
路上からと岩棚までおりてと、どちらからでも良いポイントになる。
機具岩とかいて(はたごいわ)と読む。
パソコンの変換ではでない。
大きい方の岩は空洞になっていて、小さな杜がある。
陽が落ちる寸前。
あっという間に陽が落ちる。
落ちた後の時間が最高の撮影タイム。
やがて薄暗くなり、至福の時は終わった。
日が落ちると共に蚊が湧き出し、
短パンを履いていたため素肌を晒していた足を10ヶ所以上食われる。
日もくれて、朝焼けポイントに移動しつつ風呂に入ろうと思ったが…どうも潰れてるっぽい。
俺以外にも、家族連れの車がウロウロしてた。
宿泊可能なスパ型銭湯だったから、泊まるつもりだったんだろうが、
この一家はこの後どうしたのだろうか。
一方、ひとりもんのワシは、
近隣に風呂がないため早々に諦め、明日の朝焼けスポット、道の駅いおりに移動。
糞暑いのに風呂も入れないなんて嫌だね。
月が綺麗なので写真を撮っていたら、なんか変な人が俺の車の周りをウロウロしている。
声をかけたら警察官。
免許書を見せろといったから提示したら、いきなりメモりやがった。
他県でも車中泊をしていて免許の提示を求められたことはあるが、せいぜい
「気をつけてねー」で終わりだったし、
ともかく無断でメモしたのが気にくわないので10分ほど口論た挙句、立ち去っていった。
駐車場めぐりなんてしてなくていいから、珍走族とパチンカス屋をどうにかしろっていうんだクソポリが。
こういうことをするからポリ全体のイメージが悪くなっていくんだってのに…
不愉快な気分で睡眠につく。